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カラダ喜ぶ、ビールの飲みかた

2018-09-08


執筆:山本ともよ(管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー)
毎日厳しい暑さが続きます。
そんな日の一杯は格別ですよね。
そこで今日ご紹介したいのが「ビールの健康効果」です。
えっ?と思われたかもしれません。これを知っていれば、大手を振って飲めること請け合いです。

1.ビールは健康にいいの?

じつはビールには、「健康に良い」といわれている数々の栄養素が含まれています。
とはいえ、当然ながら飲み過ぎてしまうのはNGですよ。

●ポリフェノール

ビールの原料のホップにはポリフェノールが多く含まれます。ポリフェノールは強い抗酸化作用を持ち、細胞の老化を予防します。肝機能の改善、糖尿病の予防、脂質代謝の改善、がん細胞の増殖にかかわる酵素の阻害活性など、生活習慣病の予防も報告されています。

●フィストロゲン

ホップに含まれる成分で、大豆に含まれるイソフラボン同様に、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをします。ホルモンバランスを調整するほか、骨密度の減少を抑制して骨粗鬆症の予防に働くという報告があります。

●ビタミンB群

他の酒類と比べると、ビールにはビタミンB群、特にビタミンB2やナイアシンが多く含まれています。代謝を良くし、健康な肌を保つのに必要な栄養素です。

2.健康的にビールを飲む秘訣

ビールに限らず、お酒は「適量であれば身体にいい」と言われています。
これは、1981年にイギリスの医学者、マーモット博士が示した「飲酒と死亡率のJカーブ効果」という疫学調査が根拠となっています。

この調査によれば、適量を飲酒する人は、まったく飲まない人や時々飲む人に比べて、心筋梗塞などの冠動脈疾患による死亡率が低い傾向にあったといいます。
ただし、毎日大量に飲酒する人やアルコール依存症の患者は、冠動脈疾患による死亡率が極端に高くなります。

また、アルコールに対する耐性には個人差があり、お酒を飲めば必ず死亡率が下がるというものではありません。
特に日本人に多い、飲めない(=アルコールを分解する酵素の働きが弱い)体質の人は注意が必要です。

3.ビールを含む飲酒の適量

では、「適量」とはどれくらいでしょうか?

一般的には、次の量が目安とされています。
これは社団法人アルコール健康医学協会も推奨している数値です。

●1日約1~2単位、純アルコール量にして約20~40g
●身体の状態では「ほろ酔い」がちょうどいい酔い加減


純アルコール量で20~40gというのは、アルコール度数が5度のビールの場合で400〜800ml程度、つまり中瓶〜大瓶1本前後ということになります。

ビール好きとしては、やや物足りない量かもしれませんが……。

4.酩酊する前の段階でブレーキを

また、アルコール健康医学協会の基準によれば、「酔い」の状態は次のように分類されます。

大声を上げたりふらついたりする「酩酊(めいてい、ひどく酒に酔うこと)初期」は、すでに飲み過ぎです。
「ほろ酔い期」でブレーキをかけられるように、節度をもって楽しみましょう。

爽快期:さわやかな気分になる、皮膚が赤くなる、陽気になる、判断力が少し鈍る
ほろ酔い期:体温が上昇、脈が速くなる、抑制が取れる、手の動きが活発になる
酩酊初期:気が大きくなる、大声を上げる、立つとふらつく、怒りっぽくなる
酩酊期:千鳥足になる、呼吸が速くなる、吐き気・嘔吐が起こる、何度も同じことをしゃべる
泥酔期:まともに立てない、意識がはっきりしない、言語がめちゃくちゃになる
昏睡期:揺り動かしても起きない、呼吸はゆっくり深い、死に至ることもある

5.週に2日は「休肝日」

アルコールの分解は、身体のほかの働きを後回しにして優先的に行われます。

つまり、通常よりも仕事の負荷が増えている状態です。
それが続くと肝臓が疲れて機能が低下してしまいます。



うっかり飲み過ぎて二日酔いになってしまった日は、身体にまだアルコールが残っていて、肝臓がせっせと処理に務めています。

そんな日にまた飲酒をするのはもちろんNG。
次に飲むまで2日は空けるのが理想的です。

時にはめを外して飲み過ぎるのも、お酒の楽しみのひとつかもしれません。
しかし、身体を壊してしまっては意味がありません。

最近体調がいまひとつという人は、もしかしたら自分のお酒の飲み方を見直すことが良いのかもしれません。

<執筆者プロフィール>
山本 ともよ(やまもと・ともよ)
管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー
株式会社 とらうべ 社員。企業で働く人の食と健康指導。糖尿病など疾病をもった人の食生活指導など活動中


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