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虚弱体質とはどういうこと? 改善はできる?

2018-03-11


執筆:青井 梨花(助産師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ

一般に「虚弱体質」というと、字のごとく「身体が弱くて疲れやすい」とか「身体が弱く体調を崩しやすい」といったことを指す場合が多いですね。

このような状態に対し、身体の臓器ごとにアプローチする現代医学では、検査結果に問題がない場合、はっきりとした病名がつけにくく、患者が多種多様な症状を訴えていても、効果的な治療法が見つからないこともあるようです。

一方、東洋医学には、体質や環境などの複数の要因を総合的にとらえて症状へアプローチする考え方があるといわれています。
そこで今回は、とくに東洋医学(漢方)的な側面から、虚弱体質についてみてみましょう。

1.虚弱体質とは?

東洋医学外来で行われた調査研究(※1)によると、成人で虚弱体質を訴える方の症状には、疲れやすい・冷え・肩や首のコリ・胃腸の調子を崩しやすい・睡眠が良好ではない等々の傾向はあるものの、訴える症状はじつに多彩で、また、個々の特性も加わってさまざまな症状を形成している、と報告しています。

また、消化器の専門医で、東洋医学にも精通しているある医師(※2)は、下記のようないくつかの条件が重なることで、虚弱体質というものがつくられるのではないか、という考えを示しています。

胃腸が弱く、便秘や下痢を起こしやすい
呼吸器が弱く、風邪などひきやすい
心臓血管系が弱く、いつも青白い顔をしていて、貧血になりやすい
精神的に虚弱
骨や筋肉が細い

また、「体質」というと一般的に先天的に生まれ持ったものとか、遺伝によって受け継がれた「素質」と捉えがちですが、必ずしもそれだけではありません。

後天的なこと、すなわち生まれてからその後の環境や生活習慣なども影響し、要因になると考えられているといいます。

※1:https://www.jstage.jst.go.jp/article/kampomed/60/3/60_3_371/_pdf 「虚弱者に多い自覚症状」日東医誌
※2:http://shohei-clinic.com/kanpo03-7.html 昌平クリニックHPより(健康雑誌「ゆほびか」)

2.虚弱体質と東洋医学

東洋医学の治療の特長は、ツライという訴えの部位のみでなく、その人のココロとカラダ、全体をとらえた上で、その人の「良くなろうとする力」が最大限に発揮できるよう、全体のバランスを整えていく治療になります。

そして、複雑にからみあった要因からくるツライ症状を改善させ、生活の質をより良くするといったことが本質、といった考え方でもあります。

このような特長がある東洋医学では、総合的な概念のなかで、生命力や抵抗力の低下からさまざまな症状が生じている虚弱体質の人を「虚証」という考え方でとらえ、治療をおこないます。

3.虚弱体質を改善するには?

では、虚弱体質はどのように改善したらよいのでしょう?

東洋医学的に、個々の体質や症状=「証」から全体像をとらえて処方される漢方薬を服用するというのもひとつの方法でしょう。

一般的に、漢方薬は作用が穏やかで、副作用も少なく、安全といったイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、漢方薬のなかにも、肝機能障害や間質性肺炎など、重篤な副作用が起こる場合があります。

また、市販されている漢方薬もありますが、自分の証(症状や体質)に合わないものを服用すると、症状の悪化や副作用を引き起こすことがあるといわれ、注意が必要です。

やはり、漢方に詳しい医師・薬剤師に相談し、自分に合ったものを処方してもらうことがベストでしょう。

ここまで東洋医学を中心にお話をしてきましたが、昨今、現代医学と東洋医学の良い点を組み合わせることで、よりその人にあった治療をおこなえるという考え方が広がっています。

実際に、病気によっては、すでに以前から治療の選択肢の一つとして、漢方を処方されています。

また、大学病院や総合病院でも、東洋医学(漢方)の専門外来を開設して、対応しているところも数多くあります。
そのような病院を受診して、現代医学の観点から病気の可能性を診てもらいながら、東洋医学的な観点で対処法を考えていく、というのも一つの方法でしょう。

4.生活習慣の見直しも大切

先にお伝えしたように、体質には日々の不摂生や習慣が影響している場合もあります。
この機会に生活習慣を振り返り、見直しを図りましょう。

インスタント食品やファストフードに偏った食生活を送っていませんか?
1日3食、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。

加えて、ウォーキングや体操など、適度に身体を動かし、筋力・体力を維持することも忘れないようにしましょう。

<執筆者プロフィール>
青井 梨花(あおい・りか)
助産師・看護師・タッチケアトレーナー
株式会社 とらうべ 社員。病院や地域の保健センターなど、さまざまな機関での勤務経験があるベテラン助産師。
現在は、育児やカラダの悩みを抱える女性たちの相談に応じている。プライベートでは一児の母。
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供


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